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展示「Hackability of the Stool スツールの改変可能性」(中目黒Licht Gallery)

展覧会「Hackability of the Stool スツールの改変可能性」
2022年4月1日(金)- 4月3日(日)
13:00-18:00
Licht Gallery(中目黒)にて
東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台2F

元木大輔/DDAA LAB作品集『Hackability of the Stool スツールの改変可能性』の刊行を記念して、中目黒Licht Galleryにて特別展示が開催されます。同書に収録の100脚のスツールのうち10脚が展示・販売予定です。

この度、デザインギャラリーLICHTでは、建築家 元木大輔氏(DDAA/DDAA LAB代表)によるアルヴァ・アアルトの名作椅子Stool 60と、その模造品として世の中に出回る様々なスツールを題材にした作品集「Hackability of the Stool スツールの改変可能性」の販売と共に、収録された100脚の内10脚程度も展示し、書籍と併せてご覧いただける企画展を開催いたします。

Hackability of the Stool とは “典型的なスタッキングスツール” の象徴的存在Stool60をシンプルがゆえに逆説的にあらゆるものを削ぎ落としている、と捉え、最大公約数なデザインの過程で削ぎ落とされてしまった、多様で、ニッチで、ささやかな機能を付加していくことで、モダニズムや大量生産品の良いところはキープしたまま、少しだけ便利で、多様なプロダクトをできるだけ簡単に作るという試みです。

本書では330点余りのスケッチをふまえ、実際に製作した100のアイデアが記録されています。また、Artekの協力によるL-レッグをめぐるアーカイブ写真や、元木大輔氏の書き下ろし小論文「『原っぱ』は設計できるか?−『Hackability of the Stool』の先にあるもの」を収録する他、様々なテーマによる3つの対談などを通して、今プロジェクトについて語り尽くしています。

Licht Gallery
https://licht-gallery.com/
https://www.instagram.com/licht_gallery/

  • 元木大輔 / DDAA LAB作品集『Hackability of the Stool スツールの改変可能性』