
展示「MUJI for Public Space展―街をもっと楽しむための100のアイデア」(ATELIER MUJI)
ATELIER MUJIにて元木大輔/DDAA LABによるプロジェクト「Hackability of the Stool」の展示が開催します。
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展示「MUJI for Public Space展―街をもっと楽しむための100のアイデア」(ATELIER MUJI)
2022年12月2日(金)-2023年1月29日(日) 11:00-21:00
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
入場無料
https://atelier.muji.com/jp/exhibition/5278/
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ATELIER MUJI GINZAでは建築家・元木大輔率いるDDAA LABと『MUJI for Public Space展』を開催いたします。DDAAは建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなどの様々な分野で活動している建築・デザイン事務所です。DDAA LABを組織し、建築的な思考を軸に、実験的なデザインとリサーチも行っています。
無印良品は今、第2創業を掲げ生活の専門店から日常生活の基本を支える生活のインフラへと動き出し、地方への店舗拡大を図りながら各地域が抱える問題や課題に対しても取り組みを進めています。今回、DDAAとの企画では個と公の関係性について改めて目を向け、都市や街、地域が抱えている課題に対して新しいアイデアやヒントを生み出す一例を作っていきたいと考えています。
公共を享受するという視座
私たちの日常には常に公共という存在が隣接していて、他者との繋がりはそれを共有して広大に広がっています。公共空間は不特定多数が介在するため規制や制度、政策などルールや境界が決められており、デザインや暗黙的な制約によってその場が形成されています。公共空間が持つ独特な空気感は密接な存在の環境を神経質なものに変容させ、本来そこに生まれる創造的な発想はしばしば消極的なものになりがちではないでしょうか。
本展でご紹介するものは、公共を提供してもらうものではなく、自らが参加して考える「享受する」という既存意識を転換した新しい公共のある世界です。
ぜひここから、これからの暮らしに繋がる公共の存在について一緒に考えてみてください。